2008/02/23

ドラクエIII 日記 その6



 スーパーでレジに並んでいる最中、バターが切れていたのを思い出す。乳製品売場に行ってみると、にぎやかに並ぶあれやこれやのなか、各メーカーのバターだけが揃ってすっからかんになっていてビビる。偶然か。何かあったのか。

■ 2月19日(火)
アレフガルド

・2冊めのさとりの書をゲット。「遊び人は、さとりの書がなくても賢者に転職できる」というシステムを、ようやく理解する。更生は正しかったんだ。
・でも、その遊び人あがりの賢者はリストラ。「おれが悪かった」と謝ってひとりめの賢者(もと僧侶)を復帰させる。
・イオナズンまでおぼえた魔法使いを賢者に転職。これで、戦士・勇者・賢者・賢者。
・ラダトームの北にある洞くつへ侵入。けっこう奥まで進んだところで戦闘。あ、死にそうだ。ベホイミ。「しかし じゅもんはかき消けされた!」
・どうも自分はこのメッセージがこわい。ピラミッドでも鳥肌が立った。ひいひい逃げる。
・ダンジョンに入りたくないばっかりに、各地を移動。ラダトーム → ドムドーラ → メルキド → リムルダール、あと船でマイラ、と行ったりきたり。オルテガのかぶとなど手に入れる。
・ふと思い立ち、あらためて地図を見ると、中央にある露骨に怪しげな城のほかには、精霊ルビスが封じ込められている塔を含めても、ダンジョンは3つしかないと気付く。明日から1日1コ攻略することに決めて寝る。
アラン・ロブ=グリエ逝去。本は何冊か持ってるが、じつはひとつも読んでいない。嗚呼。


■ 2月20日(水)
アレフガルド

・まず、ラダトーム南にある洞くつ。入ってみると、内部の広がり方がいかにも面倒に見える。
・しかしぜんぜん深くなかった。入手できるアイテムも、破壊の剣と地獄のよろいだけ。
・「地獄のよろい」ってすごいな。
・なので、次にラダトーム北、呪文が使えない洞くつにも行ってみる。意外にここも肩透かし。勇者のたてをゲット。
・今回、このゲームをやっていて、たびたびおぼえる不思議な感覚について:

はじめてのダンジョンに入る → それこそ右も左もわからない。壁につっかえ、行き止まりに阻まれ、階段を見つけても、同じフロアにまた別の階段がきっとあると思うと容易には上れない。迷路が無性に広く感じる。もちろんモンスター多数 → 「もう嫌だ… 逃げよう」 → 同じダンジョンでそれを2回、3回と繰り返していると、突然、見晴らしがよくなる。 → フロアの全景が思い描けてすいすい進めるし、どこの階段がどこにつながるかも見当がつく。予想がまちがっていてもすぐ修正がきく。なんだ、こんなに小さかったのか。

あたらしいダンジョンに出くわすたびに起こるこの変化が、すごく不思議。「それは慣れと学習なんだから、どこも不思議じゃない」という声もするが、じゃあ、不思議じゃなくてもいい。こういった、私のなかで起こる小さな変化、つまり、把握できないでいたまわりのことに、とつぜん見当がついている、という変化。そこの感覚の変容を、だれかうまく文章にしてくれていないものか。
・あとはルビス様の塔。


■ 2月21日(木)
アレフガルド

・マイラの村の西にある小島、精霊ルビスが封印されている塔。
・「5階へ行け」と言われるが、4階で行き止まり。とりあえず光のよろいをもらっておく。
・30分悩み、カンダタのことを思い出して5階への道を発見。
・木曜夜なのに「墓場鬼太郎」を見逃していたことに思い至り、戦意を喪失しながらルビスの封印を解く。ルビスも不本意だったと思う。
・ともあれ、王者の剣、勇者のたて、光のよろい、せいなるまもり、そして雨雲のつえまでゲット。今週ずいぶん停滞したおかげで、おそらくレベルも足りている。
・しかし、太陽の石が見つからない。
・ラダトーム城の隅で「そんなものはここにはないぞ」というおっさんが怪しすぎるが、何をしても出してくれないのであきらめて寝る。あしたこそ。
・再び、高まる緊張。


[その7]
2008/02/20

ドラクエIII 日記 その5



 こないだ「ゲームやってるあいだは小説読めない」とか書いたくせに、本屋で筒井康隆『ダンシング・ヴァニティ』を買ってしまう。あ、これは面白いじゃないか。そのうち感想を書いておこう。書くのか(→書きました)。

■ 2月15日(金)
バラモス城 → ギアガの大穴 → 闇の世界

・2回全滅したあとバラモスを倒す。ギアガの大穴が本当にただの穴なのでびっくり。アレフガルドへ。
・友達B:「バラモスを倒したあとも、もうちょっとだけ続くんじゃよ」
・しかしながら、「闇に覆われ、つねに夜になってしまった世界で驚き惑う人々」が、悲壮というよりマヌケに見えて仕方ない。
・友達B含め、私がいまドラクエIII やってることを伝えた人間の誰ひとり、この展開については黙っていた。その意味を考えつつ寝る。
・週末のクリアは無理。


■ 2月16日(土)
1回休み

・土曜日の常として午後起きる。
・2月の初めに一念発起して注文していた、あたらしいパソコンが夕方届く。
・そのため部屋の大掃除からはじまって各種設定でへろへろ。気力を失ってゲームは進めず。
・なぜかメールが使えない。設定は何ひとつまちがってないはずなのに。「ネットが見れれば問題なくね?」の声がする。


■ 2月17日(日)
アレフガルド

・あらためて広がる世界に茫然とする。あんなにがんばったつもりだったのに。
・これまで、戦士・勇者・魔法使い・賢者(もと僧侶)で旅をしてきたが、なんとなくアリアハンに戻って賢者を外し、遊び人を追加。これをレベル20まで成長させてふたりめの賢者にするという、なんだ、一種の更生プログラムに血道をあげる。
・そんな逃避をしている場合ではない、と思って大陸を歩きまわる。
・「ガ、ガライ…!」などと名状しがたい感慨を受けつつあちこち踏破するが、ちっともおぼえられないので手書きの地図を作成。
・何をするべきかだいたいわかる。が、正直、めんどくさくなっているのは認めざるをえない。
・王者の剣、妖精のふえをゲット。しかし各地に点在するダンジョンはすべてスルー。ひとつも入らない。逃避。
・なぜかメールはまだ使えない。設定は何ひとつまちがってないはずなのに。
・ネットが見れれば問題ない気がしてきた。


■ 2月18日(月)
1回休み

・モニタを見すぎて気分が悪くなり、コントローラーを握れず。
・あきらかに失速している。あといくつのダンジョンを越えるのか。
・「たしかにね、バラモス城へ行くころになっても、魔法使いがイオナズンをおぼえる気配さえないのは妙だと思ってはいたんだ」と拗ねたふり。
・そんな停滞を知ってか知らずか、友達Bから転職のアドバイス。
・「戦士のすばやさがあがらないんだけど、この際、パーティの盾と割り切ればいいのかね?」 → 「いったん賢者にして、呪文をすべておぼえさせてからさらに盗賊に変える、が正解」 → 「遠いよw」
・盗賊というのはスーファミ版オリジナルの職業。盗賊と商人の混成パーティは何かまちがっている気がしてならない。
・あと、スーファミ版(96年製)には「ルーズソックス」という装飾品がある。武器防具・魔法のページだけチラ見している公式ガイドブックには、《足首のところでクシュッとさせてはく》。
・なぜかメールが使えるようになっている。


[その6] [その7]
2008/02/16

ドラクエIII 日記 その4



 歯医者に行く。榎本俊二『ムーたち』第1巻にあふれる名ゼリフのひとつ、
「歯を削られたからといって ごていねいに歯を痛がる必要はないんだぞ」を何十回とリピート。いつもの倍、痛い。

■ 2月13日(水)
バラモス城

・友達B:「ルーラで出られる」 → 「な、なんだってー」というわけで、再度バラモス城。
・「でもどうせゾーマを追ってギアガの大穴に入るんでしょ。長いダンジョンなんでしょ」 → 「誓って言うけど穴はただの穴だ。てか、ゾーマって何のこと? ラスボスは魔王バラモスだって王様も言ってたでしょ?」 → 「ですよねー」
・複数で登場、容赦なくマヒャドを連発してくるエビルマージに苦戦。すぐ瀕死。
・で、バラモス城を探索しているうちに、意外と浅いことに気付く。
・巨体と言うにも大きすぎるバラモスの姿を発見!
・対戦、全滅 → 王様から「死んでしまうとは ふがいない!」との叱責 → コントローラーを投げつけそうになって今日は終了。


■ 2月14日(木)
バラモス城

・「週末にはクリアしたいな」 → 友達B:「土日のみでクリアできると。いい根性だ」
・引き続き城内をうろうろして、賢者にベホマをおぼえさせる。
・はぐれメタルはぞろぞろ出るので別にはぐれてないと思う。
・が、まだ一匹も倒したことがない。
・ゲームやってると小説が読めない不器用な私は、今週は赤瀬川原平の本を『反芸術アンパン』『東京ミキサー計画』と続けて読んでいた。著者たちがやってた1960年前後の芸術活動の記録。正直、どう見ればいいのかわからない。だって、見てないから。“行動を記録する”この2冊にくらべ、今日から読みはじめた『芸術原論』は、“考えてくれる”本だからずっと落ち着いて読める。とはいえ当人は丸くなったわけでもなく、いばらない文章のあちこちに目を見張らされる。たとえばひさしぶりに印象派の展覧会に足を運んで、「絵具を塗ることが一番楽しかったのは、やはり印象派の人々ではなかったかと思う」という考察が以下の引用。どうしてこんなことをこんなに簡素に書けるのか。

《キャンバスにはいちおう風景や人物というものが描かれてはいるけど、それはただ絵具を塗る快感のための手続きである。それを塗る快感の残した痕跡が、結果として絵になっている。そう思えて仕方がない。だってそこに描かれているものは、何でもない風景ばかり。何でもない静物や人物ばかり。
 そのあとの「近現代」の絵画というのは、印象派と同じことはしていられないというわけで、テーマや工夫ばかりが開発されて、自意識が絵具の外に丸出しになってくる。思えば印象派の絵には、自我の蒸発という感覚さえ味わわされて爽快である。現代美術に魅力的な絵があるとすれば、それは必ず印象派の絵具と命脈がつながっているはずである。》pp72-3

 ここから勝手に「自我なんてつまんないから風景を描け」(大意)という保坂和志の主張を連想したが、それは小説の話。
 では小説はというと、私は赤瀬川原平=尾辻克彦の『肌ざわり』『父が消えた』を愛好するものなので、保坂和志ならこれらについて何と言うのか聞いてみたい。
・なんの話だ。


[その5] [その6] [その7]
2008/02/15

ドラクエIII 日記 その3



 なんというか、これくらい毎日きちんきちんと取り組めば、買ったまま読めないでいるあんな本やそんな本も、1ヶ月くらいで読めそうな気がしてきた。

■ 2月11日(月)
サマンオサ → へんげのつえ → ふなのりのほね → 「エリックと オリビア ふたりの愛の思い出が あたりを あたたかく つつむ。」 → ほこらのろうごく → 商人の町を視察 → ネクロゴンドの洞くつ

・ラーの鏡が取れない。こうなると解法はあれしかないと見当がつくが、ここまで悩んでおいてそれはなんかイヤだ。認めたくない。ちがうと言ってくれ → 友達Bよりメール:「 II でいなずまのけんは取れたよね?」 → やはりか…… → 落下してゲット。
・エルフの隠れ里を再訪。いのりのゆびわが売っている。しかもお手ごろ価格。
・泉の精霊オルレラを、どこまで押せばいいのかわからない。
・他人の「愛の思い出」が宝箱から出てくるのってすごくないか。
・そして商人はがんばりすぎていた。
・録画していた先週分の「墓場鬼太郎」を見る。ネコ娘(死後)がびびるほど怖い。私のなかの放送コードに激しく抵触。
・のぞくだけのぞいてみようとネクロゴンドの洞くつに潜入。ループする通路と落とし穴、もういちど来るのはイヤだと思ってムキになり、出口までたどり着く。
・いいかげん寝不足。
・そして高まる緊張。


■ 2月12日(火)
ラーミア → ひかりのたま → バラモス城

・友達Bは、このゲームをやるたびにラーミア誕生シーンで涙ぐんでしまうと言う。「感想よろしく」
・電源入れてまず、ラーミアを孵す。
・感想:「えっと…… モスラ?」
・返信:「モスラにもパクられた名シーンです」
・ギアガの大穴を見物。ほかにすることもないようなので、いよいよバラモス城 → 即、瀕死 → リレミト → 効かない。震えあがる。
・ふたり死亡、残るふたりのHP1ケタでからくも脱出。
・動揺したままふとんをかぶって寝る。本日のプレイ時間、45分。


[その4] [その5] [その6] [その7]
2008/02/13

ドラクエIII 日記 その2



 家帰る → フロ → ごはん → 大急ぎでネットなど → ドラクエⅢ。
 先週はこのようにたいへん規則的な1週間だった。繰り返しの力は強い。毎日のニュースのせいで餃子が食べたくなっているのは私だけではないと思う。

■ 2月7日(木)
ポルトガ → 抜け道 → バハラタ → 人さらいの洞くつ(またお前か) → くろこしょう → ポルトガ → 船!
→ 調子に乗ってジパング遠征 → やまたのおろちに全滅

・友達B:「なんで初プレイの人はこぞって真っ先にジパングへ行くんだ? そしておろちに喰われる。世界はあんなにも広いのに」。
・ダーマの神殿も見つけたが、まだだれも転職できない。
・てか、どう転職させるのが効率よいのか。ふとんのなかで考えながら寝る。


■ 2月8日(金)
海賊のすみか → ルザミ → グリンラッド → ランシール → エジンベアで「いなかもの」 → さいごのかぎ

・そのほか、船のせいでいろいろする。
・とりあえず僧侶を賢者に。(戦士、勇者、魔法使い、賢者)
・気付いたら明け方。自分のまわりにお菓子の袋が散乱。


■ 2月9日(土)
起きると午後 → 整体に行く → 船でうろうろ → 外は雪 → やまたのおろちを退治 → サマンオサ → その南にある洞くつで疲弊

・海を越えて商人を放置。
・戦士のすばやさがあがらなくて困る。
・旅の扉のつながりが把握できず、表にしたら意外と単純で脱力。
・ランシール西の洞くつ(ひとりになるところ)はまだ無理だった。
・駅を越えて整骨院へ歩いていく途中、反対の方向から大量の女子高生とその父母が行進してきて、前に進めなくなる。それで今日、その先にある女子大が入試だったと知る。この人たちは入試からの帰りだ。だれひとり笑っていない。壮観だった。


■ 2月10日(日)
きのう挫折したサマンオサ南の洞くつに再度侵入 → たぶんラーの鏡が入っていると思われる宝箱に近づけない → どうやっても近づけない → 仕方がないので世界を経めぐる → 夜、戦闘画面の途中で5時間寝落ち → くだんの宝箱はやはり取れない

・問題の洞くつ、ゾンビマスターが真剣にうざい(複数で登場、連続マホトラ、仲間にザオラル)。
・こっちのマホトラは成功率が半々なのに、敵のマホトラは100%効くのっておかしくないか。
・「だいたい、ラーの鏡って II で砕け散ったじゃんよ」とイライラ。
・疲れている。
ちがう、きっと順序が逆なんだ!
・詰まっているわけだが、この詰まり方は正しい詰まり方なのか。
・商人はがんばっていた。
・思いついて、やみのランプを使ってからテドンの村。鳥肌。
・オーブは4つ入手。それからやまびこのふえを見つけた。
・はじめてスーの村に行ったら情報がぜんぶ古かった。
・大陸を彷徨、ムオルの村発見。たしかに、さいはて。
・「ポカパマズって何だよw」 → ごめんさない。
・新聞に載るヒラリー・クリントンの顔写真がひとつ残らず怖いので、スクラップを思い立つ。“あえて”の行動による悪魔祓いの精神。


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