2018/08/20

リチャード・パワーズ『舞踏会へ向かう三人の農夫』メモ

舞踏会へ向かう三人の農夫

 2018年の8月、帰省のあいだ『舞踏会へ向かう三人の農夫』を再読しながら1章ごとに感想や引用をつぶやいていたのを以下にまとめてみた。
 わたしはどなたか他人がこういう連ツイをしているのを見るのが好きで、そういう実況がTLを流れて消えるのが惜しい・できることならまとめてほしい、と日頃から強く念じているため、だったら自分のぶんは残しておこうと思った。
「だったら」でつながるのか、そして性格が根本的にツイッターに向いてないんじゃないかと今さらの疑問をおぼえつつ、そういえばツイートをブログに埋め込むのは初めてだった。文字通り、間が抜けて見えるものだな。
*文中何度か出てくるように、みすず書房の単行本(2000年刊。2000年て)で読んだので、引用のページ数はそれに準じます。





「私」がデトロイト美術館で見る、ディエゴ・リベラの壁画ってこれか。あとここでもいろいろ見られた。たしかに、これこれを見せられたデトロイト市民の心中やいかに、と思わせるものがある。
「私」はこれらのあとにザンダーのあの写真を見たということ(メモ)。










  舞踏会へ向かう三人の農夫 上 (河出文庫)   舞踏会へ向かう三人の農夫 下 (河出文庫)







 あった。相応の理由、あった。




 何というかこの、“パワーズの小説には切れ者じゃない人間が出てこないように見える問題”については、それが問題と感じられなくなるには(翻訳されたものだと)『オルフェオ』(2014)まで待たないといけなかったとわたしは思っている。



 これ(ウィキペディア)とか、そこからリンクのあるこれ(英ウィキペディア)を眺めて「ほうほう」とうなる。18年前だとウィキペディアはなかったと思う。



















 このブログを探したら、件のトークイベントは2007年3月23日に青山ブックセンター本店で行なわれたものとわかった。11年前!! なんでも書いとくものである。
 上のツイートには記憶違いがあって、パワーズさんは「傲慢」とは言っていなかった(「偽善」)。なんでも書いとくものであると思うがゆえに、いまもこのまとめをまとめている。






























『囚人のジレンマ』が出たときに書いた文章、具体的なことを何ひとつ述べていないが、さすがに同意できる部分が多かった。《リチャード・パワーズの小説は、説得のために書かれているように思う。》





 このマメさ。河出書房新社さんには頭が下がる。今なら、河出文庫で、ぜひ。



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