趣味は引用
2009
■ そういうものがある、ということはずいぶん前にどこかで聞いたおぼえがあるが、さっきはじめて、「ユニクロック(UNIQLOCK)」なるものを見た。
(↓音が出ます)



 これは2時間でも見ていられる気がする。ひとが感情をあらわさずに整然と動く、というのに自分はすごく弱いのがわかった。繰り返しになってもかまわない、だって時計なんだから。
 人間なのに機械の部品みたい、というよりは、機械の部品みたいなのにやっぱり人間、というところがツボであるらしい。保守的なツボ。
 かくて、人間でできた時計にかどわかされて、広告の一部と化す1月の夜だった。今年もいろいろ遅いブログです。

 あとひとつだけ。

■ 本屋に行ったら「文藝」春号が“特集*柴田元幸”だった→目次)。
 
文藝 2009年 02月号 [雑誌]文藝 2009年 02月号 [雑誌]
(2009/01/07)
不明

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 高橋源一郎との対談があるというので、同じふたりが2年前の同じ「文藝」高橋源一郎特集号→これでやっていた対談の続きみたいだと思ったら、ふたりはこの春、『小説の読み方、書き方、訳し方』という本を出すという。
 たまたま先週の土曜、ものすごくひさしぶりに会った後輩から「柴田元幸が訳したジャック・ロンドン『火を熾す』がすごくよかった」と聞いて、それは読んでいなかったので「へえ」と思ったのだけれども、岸本佐知子との対談はまずそこから入っていた。
岸本 特に『火を熾す』に収録されている「メキシコ人」や「一枚のステーキ」などのボクシングものの迫力はすごいですよね。
柴田 今だったらTKOというルールがあるからあんなすごい死闘にはならない(笑)。僕は小説にはジャック・ロンドンが持っているような「ストレートな物語の力強さ」なんてものはないというふりをずっとしてきたので(笑)、『火を熾す』をやれたのはうれしいです。》p99、太字は引用者

 そんなものは「ある」のか。なんか悔しい。はやくドナルド・バーセルミも訳してほしい。
コメント
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

「ユニクロック」良いですね。
そんな保守的なツボをお持ちのdoodlingさんはスティーブ・ライヒなどお好きだったりするのでしょうか。

http://jp.youtube.com/watch?v=C0hzjK088O0
http://jp.youtube.com/watch?v=1HUuMxjWn2E


良いと思うのですが。いくらでも見ていられます。
2009/01/15(木) 21:38:12 | URL | 麝香 #QMnOeBKU[ 編集]
すんません
返事したつもりで、ながらく放置してしまいました。

ご紹介の動画は知りませんでした。
しばらく見た結果、自分の好みはドメスティックなものだと分かりました。
って、もはや「人間が」「機械が」という話ではないのでした。
2009/01/24(土) 04:23:24 | URL | doodling #OtUrN.LY[ 編集]
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