--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008/08/02

読中日記(1)


■ リチャード・パワーズの『われらが歌う時』を、上巻の半分くらいまで読んだ。この本、ぱっと見ではそんなに厚くないんだが、薄い紙を使っているので上下巻ともそれぞれ500ページを越えている。
 今回の主役になる一家の、父親はユダヤ人で母親は黒人。そこに生まれた天才的な歌声をもつ長男と、それにくらべれば凡庸な次男(語り手)の音楽人生がアメリカの60年代を通して語られていくのと並行し、両親の若いころの時代もたどられる。この語り口、なんだかもう横綱相撲だと思われたことである。「私」はときおり回想している時点を飛び越えて悲しい事実をこぼすからどきどきしてしまう。ここまで読んだところでいちばんベタにすごいのは、若かりし母親が音楽学校の入学試験を受けに行った148-9ページだったろうか。アメリカすげえ。「私」たちのまだ小さい妹も、これから活躍しないはずがないので期待する。つまりは家族の歴史が国の歴史に重ねられていくんだろうけど、物理学者である父親がかたわらで「時間は存在しない」とかつぶやいているので気が抜けない。どんな重ねかたを見せてくれるのか。しかし、ときどき別の本やネットでいろいろ確認しながらなのでなかなか進まず。この週末で読めるのかどうか。大急ぎで読んでしまうのがいいことなのかどうかも謎である。


■ 研究社の「英語青年」8月号が、ミルハウザー特集なのをさっき知った。
 
英語青年 2008年 08月号 [雑誌]英語青年 2008年 08月号 [雑誌]
(2008/07/09)
不明

商品詳細を見る

↑「不明」て。研究社のサイトにあった目次はこちら。佐藤亜紀! そういえば2008年4月号の『ロリータ』特集はまだ買えるのか→目次)。amazonだと売り切れなんだが。

(2) (3) (4) (5) (6)

コメント

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。