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2008/02/27

ドラクエIII 日記 その7


「空の上のほうで なにかが 閉じたような 音がした……。」

 前回のぶんを書いたのが、金曜の深夜というか土曜の早朝の午前4時だった。それからパソコンを落とし、コーヒーをいれてコントローラーを握る。花見団子を食べながらプレイ開始。すこし眠いのが心配。

■ 2月22日(金)-23日(土)

アレフガルド
・太陽の石が見つからない。地下のおっさんが「ここにはないぞ」と言うからには、ぜったいここ(ラダトーム城)にあるはずなのに、あまりに見つからないのでよその町まであちこちルーラで飛び回る。もちろん無駄。結局戻ってきて、もう何度めかになる城内一周。ようやく死角を発見して入手。なぜ見落としていたのか。
・自分の視野の狭さにうんざりする間もなく、聖なるほこらへ。虹のしずく。ゾーマの待つらしい城へ渡る。眠気はなくなる。
・城内、敵は強いが意外にマホトーンとマホトラが効くので、賢者ふたりはマントゴーアやバルログからMPをむしり取りつつ進む。
・プレイ始めてから太陽の石を見つけるまでに1時間半。それからさらに1時間半でゾーマのもとへ。オルテガの見殺しっぷりと、バラモスのこき使われ方に泣く。
・「なにゆえ もがき 生きるのか?
 ほろびこそ わが よろこび。死にゆく者こそ 美しい。
 さあ わが うでの中で 息絶えるがよい!」
なにゆえ こんなに 耽美なのか? そのくせ、こちらの補助呪文を解除してくる戦い方(いてつく波動)はあまりにセコい。
・賢者がふたりいるのでイオナズン+イオナズン → ベホマラー+ベホマラー、みたいな感じで戦い、勇者はあんまり役に立たず、戦士に至っては死んでしまったのを生き返らせようとしてるうちにゾーマを倒す。
・崩れる城、「そこが帰り道だったのか!なるほど!」と衝撃。
・行ける限りの町に行って聞ける限りの人から話を聞き、太陽の石を返してから、王様に謁見。太陽の石に引っ張られ続ける最終日だった。スタッフロールの流れる部屋で、カーテンの外は明るい。眠気がまったくないので、やはり興奮しているんだと思う。

 そんなわけで、私のドラクエIII は終わった。始めたのが2月3日(日)、クリアが23日(土)。だいたい20日かかったことになる。
 こんなに長引くとわかっていたら、このような日記(「自分以外の人間はみんなドラクエIII をやったことがある、しかも内容をおぼえている」のを前提にした日記)はつけなかったと思う。もろもろのお菓子とコーヒーと甘酒と煙草を消費し、数え切れない「えー」やら「よしよし」やら「うわ」やら「ち」やら、そのほか言葉にならないうめき声を吐き続けた末にエンディングを見た感想は、
 
 (1) 予想以上に長かった
 
 なにしろ私はバラモス → ゾーマのあいだをハーゴン → シドーくらいのものだと思い込んでおり、地下世界のことなど何にも知らなかったので、後半1週間はショックが抜けないままプレイしていた。もとファミコンのゲームがこんなに長いとは。ファミコンおそるべし。そして感想はもうひとつ、
 
 (2) 面白い面白いと聞いてはいたが、たしかに面白かった
 
 すごい平凡だが、こう書いておかないことにはやった意味がない。これは「I・II」をやったときにも、『ジョジョ』を読んだときにも思ったことだけど、ひろく名作とされているものが、じっさい自分で触れてみると本当に名作、というのには、単純にうれしくなる。
 この気持はなんと表現すればいいんだろう。世界はほんとにあるんだ、という感じ。大きく出たな。感動は感動なんだが、どこかバーチャルである。これを20年の距離と考えていただきたい。
 
 さんざん世話になった友達Bによれば、ゾーマを倒したあとで行けるようになる、スーファミのみの隠しダンジョンもあったらしいが、本体はもう片付けてしまった。
 そういえばクリアする間際、黒田硫黄の漫画『茄子』で、高校を出てふらふらしている男の子と女の子が一緒に徹夜してRPGのエンディングを迎える明け方を、見開き2ページ使って描く話があったのを思い出したのだが(たしか第2巻)、こういう連想はあるいは“文学的”に過ぎるのかもしれない。

 で、さて、これまでドラクエに使っていた時間で何をしよう。なんでもできるような錯覚をおぼえている。そこで今度は「MOTHER1+2」をやる、というのは有力な選択肢だが、ああでもその前に、ジーン・ウルフの「新しい太陽の書」を読んでおきたい…… などと、名作を求める煩悩はつきないのだった。
 いまごろドラクエIII をやるにあたり、私と同様、ドラクエをやらずに大人になった人の存在も忘れてはいけないと思っていたはずなのだが、まあ、なんだ、やればいいと思う。てきとうだ。そして、勝手に名前を借りてプレイしていた友達に感謝する。あなたがロトです。

(おわり)

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