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「ガルガンチュワとパンタグリュエル」を読んでみる その70

[前回…]

 部屋を掃除して、こたつを出した。
 もう寒さに耐えられなくなった、というわけではないけれど、「11月の第3日曜日にこたつを出す」と、先月から決めていたのだった。8ヶ月ぶりとはいえ、毎年使っているので出す前から見慣れているこたつぶとんを広げ、電源コードを出してきてスイッチを入れたのは夕方だった。

「ガルガンチュワとパンタグリュエル」を読んでみる日記では、『第二之書 パンタグリュエル物語』を、こたつを出す日までに読み終える、というのが一応の目標だった。つまり昨日。守れなかった。じつはけっこう終わり近くまで来ているのだが、ページ数と進捗状況にあまり関係がないのを、書いている私はよく知っている。
 こたつの季節は、てきめんにPCに向かう時間が減る。部屋のなかにあたたかい場所があるのに、そこから体をひっこぬいて冷たいイスに座り、かじかむ手でキーボードを叩く気にはなかなかなれない。だから、ただでさえ多くない更新がますます少なくなる。まだそれほどの寒さではないが、こう書いてきて憂鬱になった。まあ、ネットに費やされる時間も減るので、そのぶん本は読めるかもしれない、と毎年思うだけは思う。

 で、昼間は一歩も部屋の外に出なかったくせに、さっきまでこたつでお茶を飲みながら読んでいたのは、ケルアック『オン・ザ・ロード』(青山南訳、河出書房新社)だった。『路上』は読んでいないので「こういう話だったのか」と新鮮。
 いよいよ、という感じでこのあたらしい訳を出してきた青山南が「本の雑誌」に連載しているコラムをきのう立ち読みしたら(12月号)、それはちょうど50年前、原書の発売日前後のケルアックじしんの様子を綴った話で「うまいなあ」とうなり、いま急に、やはりあれは買っておくべきだった、という気持にまで襲われた。そして、本を読むつもりで入ったこたつでは、つい眠ってしまうのでなかなか思うように読み進まない。初日にして、こたつのすべての実力を見た。『第二之書』はあした読む。



オン・ザ・ロード (世界文学全集 1-1) (世界文学全集 1-1) (世界文学全集 1-1)オン・ザ・ロード (世界文学全集 1-1) (世界文学全集 1-1) (世界文学全集 1-1)
(2007/11/09)
ジャック・ケルアック

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