趣味は引用
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
KV
■ 追悼ビデオ:YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=atABhlMLYvU&eurl=http%3A%2F%2Fwww%2Emieko%2Ejp%2F
《ローラータオルのそばのタイルには、鉛筆で落書きがしてあった。
 これがそれである。

 人生の目的はなんだ?

 トラウトは、ペンか鉛筆がないかと、あっちこっちのポケットをさぐった。彼はその質問に一つの答を持っていた。だが、書くものがなにもない。燃えさしのマッチさえも。そこで質問には答えずに出てきたが、もし、なにか書くものが見つかっていたら、彼が書いたであろう答は、これである――

  宇宙の創造主の
  目と
  耳と
  良心に
  なることだ、
  バカもの。 》
『チャンピオンたちの朝食』(浅倉久志訳)

「燃えさしのマッチさえも」。その死に際してファンが引用したくなるフレーズを、これほどたくさん書いてる作家もそういないんじゃないかという気がまえまえからしていた。いまあちこちのブログを見てもそう思う。上の動画はそんなひとつから発見した。
 たしか松尾スズキもヴォネガット読者だったと思うが、それはともかく、「TV Bros.」連載のコラム(「お婆ちゃん!それ、偶然だろうけどリーゼントになってるよ!!」)で、書いていた。(4/14-4/27号)
《見つけてやるなよ。いや、加護ちゃんの喫煙の話さ。37歳のおっさんと温泉旅行の話さ。19歳? 働いてるんだよ、小さな頃から。[…]ただの19歳じゃないんだよ。身体はって死に物狂いで大人たちに振り回されながら、ビョンビョンだのプルンプルンだの、高熱の人の寝言みたいな歌を唄って働いてきたんだよ。想像つくのか?[…]
 いや、悪いよ。悪いですよ。未成年が煙草吸ったら。俺もキレイごと言わなきゃいけない年齢だから言うけれども。でも、俺がそれスクープした記者だったら、ま、見てみぬふりするか、それがいけないんだと真剣に思うんだったらその場で注意するね。まあ、口で言わないまでも、そっとメモを手渡すね。
 「おイタは、ほどほどにね。
        ニコレット伯爵より」》

 中略した部分が真骨頂なので、コンビニで立ち読みしてほしい。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。