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2006/08/07

「ガルガンチュワとパンタグリュエル」を読んでみる  その36


[前回…]

 2週間前にドストエーフスキイ『未成年』を買ってきてまず思ったのは「さっさと読んでしまおう」ということで、そのため私は「人物表を作らない」と決めた。その方が早く読めると思った。
 それから半月にわたって持ち歩き、ちまちま読み続けた結果、私が思い知ったのは、「早く読むには人物表があった方がいい」ということだった。クライマックスのどたばたに参入する登場人物のうち、3人ばかりの身元・来歴をいまいち掴みきれないままだった。
 私はこの『未成年』の終わり方が「なんか、ぐだぐだ」と感じたし、それは作中で「どうしてこの作品はぐだぐだになったのか」予防線を張っているようにも見えるラストのちょっとした工夫を読んだからといって「じゃあOK!」と言いきれるものでもないだろうと思っているが、何より、自分の読み方がぐだぐだになってしまったのが無念だ。

 そういうわけで『未成年』を読了した。本屋のレジでつけてもらったままにしていたカバーを外し、ソデに印刷された「あらすじ」が自分の読んだ小説とどれほどちがうかびっくりできるのも、読み終えたからこその楽しみである。だからといって明日からさっそくラブレー『ガルガンチュワ物語』に戻るかといえば、それはどうだか知れたものではない。




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