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「来週は○ページまで読んできてください」
 佐藤亜紀『小説のストラテジー』(青土社)8月下旬刊
フィクションとは、作者と読者が互いの手の内をうかがいながら丁々発止とわたりあう、遊戯的闘争の場である。超一流の書き手にして読み手が、古今東西から選りすぐった実例にもとづき、その戦略・技法の全てを具体的かつ実践的に伝授する。ファンタジー大賞、芸術選奨新人賞などエンタテインメントと純文学の双方で頂点を極めた『天使』『パルタザールの遍歴』の佐藤亜紀が早稲田大学で行った超人気講義が、ついに本になりました。

「超人気講義」だったのか。少なくとも、私が潜ってた年は(年度末の課題提出日を除いて)閑散とした教室であったよ。佐藤亜紀センセーは半年かけてドストエフスキー『悪霊』の構成を論じていた。その後どうなったんだろう。この本、タイトルからして「ユリイカ」で連載していた小説論の単行本化だと思うんだが、最近は読んでいなかった。
 何にしろ、保坂和志『小説の誕生』(新潮社、9月刊)と同じくらい楽しみ。両極な気もするが。

 で、いま『悪霊』(新潮文庫)を探したらこんな表紙になってるのな。知らなかった。

悪霊 (上巻)


 私のドストエフスキー(新潮文庫)はぜんぶこのカバーだったというのに。

賭博者
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