趣味は引用
「ガルガンチュワとパンタグリュエル」を読んでみる  その30

[前回…]

 岩波文庫で復刊されたドストエフスキー、もとい、ドストエーフスキイの『未成年』をきのうの日曜にようやく買えたので、ちまちま読み進めつつ、ラブレー読書日記の「目次」を作ってみた。→これ。
 このブログの右端、「カテゴリー」欄にも「★目次:【読んでみる日記】」として追加。

 こうやってみると、意外にも、第1巻の真ん中は越えていることがわかった。まだぜんぜんはじめのあたりかと思っていた。もちろん、うしろにあと4冊あるのを忘れたことはない。更新の少なさを棚にあげて、もしかすると、ペースのあげ方・飛ばし方を考えたほうがいいのかもしれない。「読んだものについて何か書く」のには、いくらでも工夫の余地はある。
『未成年』もまた長い小説だけど(文庫3冊)、「ただ読む」ぶんには、1ページ1ページ、順番に全ページをめくっていくほかない。それはこのうえなくどんくさい(=工夫しようのない)作業であるはずなのに、そうやって読んでいるときがいちばん早く進む。何かがねじれているような、何もねじれてなどいないような。
 そういえば『未成年』の書き出しは、びっくりするほどねじれていないので、逆にものすごくねじれているのじゃないかとこちらを疑わせる。
《とうとう我慢がしきれないで、わたしは自分の実生活における第一歩の記録を綴ることに決心した。》上巻 p5

「『未成年』を読んでみる日記」をやるつもりは、いまのところない。



未成年 上 (1) 未成年 上 (1)
ドストエフスキー (1940/07)
岩波書店

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