趣味は引用
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「ガルガンチュワとパンタグリュエル」を読んでみる  その24

[前回…]

 べ、別にサッカー見てて更新が滞ってるわけじゃないんだから! 誤解しないでよねっ!

 一気呵成に「乾喉国」へと攻め込んだレルネのピクロコル王は、一部の兵士が修道院で皆殺しにされているあいだに本土深く分け入ってラ・ローシュ・クレルモーなる城を落とし占領、そこを自分たちの城塞とした。ここでとつぜん話は戻る。
《その時、ガルガンチュワはパリにいて、身を打ちこんで佳き学芸を学んだり、肉体を練磨したりしていたのであるし、グラングゥジェのほうは夕飯の後、かっかと明るく見事に燃えあがる焔でふぐりを暖めたり、栗が焼けるのを待ちながら、炭火を掻いて先を焦がした棒で炉の灰へ何か書きなぐったり、妻を初め一家の者を相手に、昔々あるところにと、面白いお伽噺をしたりしていたのである。》第28章 p142

 のんきなグラングゥジエのところにようやく急を知らせる使いが駆けてくる。
 隣国の君主がおこなった暴虐非道に老王は驚きとまどう。というのも、ピクロコルは長年の友人だったからだが、自国の民を守るためにはみずからも戦いに出なくてはなるまいと腹を決める。
《「だがしかし、ありとあらゆる媾和の手段方法を試みた上でなければ、戦端は開くまいぞ。これがわしの決心じゃ。」》p144

 王は会議を召集し、ピクロコルに使者をやって事情の説明を聞いてくること、さらにパリからガルガンチュワを呼び戻すことを決定する。私はジャン修道士を連れてくればいいんじゃないかと思うのだが、それにだいたい、グラングゥジエだって巨人ではないか。しかし彼ら巨人の巨人性は、都合よく出たり消えたりするのを忘れてはいけない。風雲急を告げる展開に主人公がいなくては始まらない。
 そこで王はじきじきに息子ガルガンチュワ宛の手紙をしたため、それからウルリック・ガレなる知恵者をピクロコルのところに派遣した――のだが、だめだ、眠い。眠すぎる。みんなどうしてそんなにサッカーに詳しいんだ。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。