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「キング・コング」(2005)
ピーター・ジャクソン監督

 考えたら映画館に行くのは4ヶ月ぶりくらいだが、久しぶりの映画がこれでよかったとも思われたことである。
 無茶苦茶な絵の大洪水で、ヒロインの、コナンみたいな走りっぷりと文字通りの翻弄され具合(翻って、弄ばれて)が爽快だった。「お前のせいとは言わないが、悪いのはお前じゃないか」という疑問を抱かせる隙もない。
 それにしても、せいぜい南海の孤島に映画を撮りに行く→でかいゴリラ発見→NYに連れ帰ったら大暴れ、くらいのシンプルなストーリーだと思っていたのに(いや実際そうなのだが)、さすが上映時間3時間越えは伊達ではなく、魔境のあまりの魔境っぷりにおそれおののいた。恐竜よりおそろしいもの、それは蟲。
「将棋倒しは本当に危ない」「芸は身を助ける」「戦場のピアニストは意外にタフ」その他さまざまな教訓を得て満足する。ティラノサウルスの急所はやはりあそこか。
“その向こうに危険が待っているかもしれないという局面で「何かあったら逃げろ」と言い放ち、先に行こうとする黒人”を愛する困った人びとにもおすすめする。

 ○ ○ ○

追記:
「たけくまメモ」でも絶賛されているのを見つけたが、

> 明らかにご家族向け正月映画の一線を踏み外しているようなところがあり

ああ、ほんとそれです。
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