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ナボコフのメモ
 ウラジーミル・ナボコフ。1899年、ロシアの名門貴族の家に生まれ、幼少から英語・フランス語の教育を受ける。革命のため国を追われて、イギリス、ドイツ、フランスとヨーロッパを転々。ロシア語と各国語で創作活動。1953年よりアメリカに移住、教壇に立つかたわら英語で執筆を行う。ロシア語作品の英訳も自分で。『ロリータ』の大ヒット後はスイスに暮らす。1977年没。
ウラジーミル・ナボコフ『青白い炎』(1962)
富士川義之訳、「筑摩世界文学大系81」所収(筑摩書房、1984)

 ページを開くと「目次」がある。
前書き
青白い炎――四篇の詩章
註釈
索引

 アメリカの詩人ジョン・シェイドは、999行の長詩「青白い炎」草稿を完成させた直後に殺された。自称友人の学者チャールズ・キンボートがこの詩を編集し、後ろに大量の註釈をつけて出版したのがこの書物である――小説『青白い炎』はこのようなスタイルをとる。体裁は詩の註釈本だが、内部に渦巻く妄念の密度はちょっと比類がない。
ウラジーミル・ナボコフ『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』(1941)
セバスチャン・ナイトの真実の生涯
富士川義之訳、講談社文芸文庫(1999)

《ぼくは、六つ年上の少年時代のセバスチャンが、豪華な石油ランプの点った家庭的な雰囲気のなかで、上機嫌で水彩絵具に手を出していたときのことを思い出す。その石油ランプの柔らかなピンクの色合いは、今やぼくの記憶の中に燦然と輝いているので、彼自身がみずから湿った絵筆をとってピンク色に塗ったみたいに思われる。》P23

 この小説は、ロシアで貴族の家に生まれながら革命のためヨーロッパに渡った過去をもつ語り手の「ぼく」が、異母兄で作家になったセバスチャン・ナイトの短い生涯を綴った伝記、という形式をとる。子供時代に祖国を追われてからはほんの数回しか会うことがなかった兄に寄せる語り手の感情は複雑で、伝記は主観的な色彩を帯びてくる。
蟻とアリと蟻と蟻とありとアリ
《「すき間に布がつめてある・・・
 中からだ!!」》
『風の谷のナウシカ』第3巻
 
 こんなことで更新したくなかった。
 外も暗くなってきたから窓を閉めようと台所に立つと、蟻。蟻アリあり蟻。
 やっぱり。
蟻と蟻と蟻
 昼間は暑すぎるので水に漬けたままにしておいた食器を洗おうと思い、台所の電気をつけると、流しの三角コーナーに黒山の蟻だかり。蟻。アリ。蟻。
 こんな感じで、もちろん、1匹1匹がわらわらと動く。

                    蟻
   蟻    蟻蟻  蟻  蟻       蟻     蟻
  蟻蟻蟻蟻蟻蟻    蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻   蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻
   蟻蟻蟻蟻蟻   蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻    蟻蟻蟻蟻蟻
  蟻   蟻 蟻  蟻蟻蟻蟻蟻蟻 蟻蟻蟻 蟻蟻蟻蟻  蟻
   蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻    蟻蟻      蟻
  蟻        蟻蟻  蟻蟻蟻蟻   蟻蟻蟻蟻蟻
      蟻蟻蟻蟻蟻蟻  蟻     蟻蟻蟻蟻蟻   蟻
    蟻     蟻         蟻       

 リアルで悲鳴を上げるのは何年ぶりだったか。
2003年の穂村弘

 去年の夏、青土社の「ユリイカ」は8月号で黒田硫黄を特集し、9月の増刊として「川上弘美読本」を出した。
 穂村弘はその両方に呼ばれ、二人と対談している(正確には、黒田の時はアシスタントもまぜた鼎談)。どちらもかなりの分量だが、穂村弘の話題は一貫していた。

  黒田硫黄を読む自分
  川上弘美を読む自分

 結果、「どっちを読んでも、穂村の話はほぼ同じ」ということになる。
 だれの特集か。
穂村弘『もうおうちへかえりましょう』(2004)
もうおうちへかえりましょう
小学館

《「お互いに高めあう恋愛」の国など、本当はどこにも存在しないのでは?
 真っ黒な心の私はGoogleにキーワードを入れて検索をかけてみた。

 「松任谷由美 正隆 浮気」

 四七件!
 だが、その中身をみてゆくと、「作詞作曲:松任谷由美、編曲:松任谷正隆」、
そして「浮気」は歌詞だった。》P69

 穂村弘には都合3回驚かされた。
佐藤亜紀情報(04/06/01)
 いまさっきこういうものを見つけたので報告したい。ご存知の方には申し訳なかった。
《次は一九二〇年頃の内戦時代のウクライナで『ワイルドバンチ』をやります(笑)。
 飛行機は飛ぶし、機関銃はあるし、最高でしょ。》
 最高です。
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